2019年02月26日

銀行の黄昏

今年は銀行の試練の年になるという記事があった。
銀行は生き残りの為に、経費削減努力をしているが、
もうそういう内向きの頑張りでは生き残れないという。
金融がグローバル化している中、
日本の銀行は行員を養う為のみで、欧米の銀行より
遙かに高い手数料収入を得ている。
時間の問題でグローバル企業に相手にされなくなる。
それだけでは無い、フィンテックの様にスマホで簡単に
金の出し入れが出来れば、高い手数料を払い銀行を通す理由もない。
つまりビジネスモデルが終わって居るのだ。
日本の財務省主導の護送船団方式で生き延びてきた銀行は、
銀行法に守られて来たが、今はそれが足かせで動けない。
35度のぬるま湯育ちでは、出るに出られず風邪を引く。
普通の企業は生き延びる為に、
この20年、血の小便を出して頑張ってきた。
それを高い所から見下ろしてきた銀行は、
表に出て新しいビジネスを開拓するか、
それとも残った最後の何行かになるか。
厳しい判断の時代だ。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 16:42│Comments(0)日記
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