2019年03月16日
歴史に学ぶ
学生時代は理系を自負していたので、
日本史や世界史には全く興味が無かった。
そんな私が二十代後半になり某銀行でシステム開発をやっていた。
そんな折、ヘルプでやって来た会社の後輩が
帰った後に、文庫本を忘れていった。
理系の職場でありながらKO大学の文学部卒業の後輩に
連絡すると、差し上げますという返事だったので、
昼休みチラチラ読んで見たら、これが面白く中毒になった。
その本は、新田次郎の歴史の本で、全てが短編だった。
彼の科学者の視点の歴史観は、面白く理解しやすかった。
それ以後、新田次郎は全て読破。
司馬遼太郎は文庫本レベルでは、ほぼ全てを読破する様になった。
ただ司馬遼太郎は、新田次郎より情緒的単眼的で、
小説の域を出ていないと思われた。
「龍馬がいく」などでは龍馬がとてつなく偉大な人格で、
「飛ぶが如く」の西郷隆盛は、死に場所を求めていた変人に見える。
多分司馬遼太郎自体、日本的歴史観を解していないのだろう。
だから典型的日本人の西郷隆盛が解らない。
しかし、最近は『逆説の日本史』の井沢元彦は意欲的であり面白い。
歴史に100点は無いし解らないが、彼は史実を良く拾っている。
最近では、「永遠のゼロ」の百田 尚樹が「日本国史」を書きベストセラーとなった。
之も良い本であった。特に近現代史はしっかりしていた。
しかし、今回、田中英道の日本国史を読んだのだが、
之は質が高い、私が思うのは読後感が良い。
さすがに、新しい歴史教科書をつくる会の会長だと思う。
私は後の世代の人達に勧めるとしたら、この本だ。

歴史は日本人とは何かを理解しなければ語るなかれ、
良い本との出会いは、希望だ。
日本史や世界史には全く興味が無かった。
そんな私が二十代後半になり某銀行でシステム開発をやっていた。
そんな折、ヘルプでやって来た会社の後輩が
帰った後に、文庫本を忘れていった。
理系の職場でありながらKO大学の文学部卒業の後輩に
連絡すると、差し上げますという返事だったので、
昼休みチラチラ読んで見たら、これが面白く中毒になった。
その本は、新田次郎の歴史の本で、全てが短編だった。
彼の科学者の視点の歴史観は、面白く理解しやすかった。
それ以後、新田次郎は全て読破。
司馬遼太郎は文庫本レベルでは、ほぼ全てを読破する様になった。
ただ司馬遼太郎は、新田次郎より情緒的単眼的で、
小説の域を出ていないと思われた。
「龍馬がいく」などでは龍馬がとてつなく偉大な人格で、
「飛ぶが如く」の西郷隆盛は、死に場所を求めていた変人に見える。
多分司馬遼太郎自体、日本的歴史観を解していないのだろう。
だから典型的日本人の西郷隆盛が解らない。
しかし、最近は『逆説の日本史』の井沢元彦は意欲的であり面白い。
歴史に100点は無いし解らないが、彼は史実を良く拾っている。
最近では、「永遠のゼロ」の百田 尚樹が「日本国史」を書きベストセラーとなった。
之も良い本であった。特に近現代史はしっかりしていた。
しかし、今回、田中英道の日本国史を読んだのだが、
之は質が高い、私が思うのは読後感が良い。
さすがに、新しい歴史教科書をつくる会の会長だと思う。
私は後の世代の人達に勧めるとしたら、この本だ。
歴史は日本人とは何かを理解しなければ語るなかれ、
良い本との出会いは、希望だ。
Posted by 昔のシステムエンジニア at 11:29│Comments(0)
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