2019年05月10日

世間は正しい

滋賀県で起きた幼児の交通事故は痛ましく、
可愛い盛りの2歳児を無くしたご両親はさぞかし心を痛めたろう。
私の年では孫位の年であり、
目の中に入れても痛くないという言葉がそのまま頷ける。
やはり多くの人は駆けつけて花を手向ける姿は、
思いは同じなのだと思う。
当初マスコミは犯人捜しをしていたが、
50歳代の女性は過失ではあるが、悪質というレベルでは無し、
60歳代の女性は過失はゼロではないが、問われる程でも無い。
彼女ら自身も自分の子や孫を思い心を痛めて居るのだろう。
幼稚園の先生もかなり慎重にガードをしてる事もあり、
そういう意味では、悲しい偶然が重なった事故とも言える。
その上で、子供を亡くしたご両親の手紙が公表されたが、
それは、しっかりした内容だった。
誰をなじる訳でもなく、ただマスコミに静かにして置いて欲しい旨の
内容であったと思う。
両方のお子さんのご両親とも同じだと感じた。
しかし、人は苦しい時こそ、その本性が出るというが、
とても立派な内容だと思う。
大騒ぎしているマスゴミを静かにするには十分な内容だった。
それを見たときに、松下幸之助が言っていた。世間は正しい。
と言う言葉を思い出した。
失礼な言い方になるが、子を亡くしたご両親は、
特に世に言う有名人でも、資産家でも無いだろう。
そういう普通一般の方々でありながら、ノーブリスオブリージュ
(高貴な人の責務)が行き渡っているが日本の凄さである事が
馬鹿な私でも理解が出来た。
大震災の時、無くなった師匠が、
自分が被災者でありながら他の被災者に気遣う人達をみて、
日本人が正気になったとつぶやいた。
御代代わりの時、2700年続いて居る、
天皇陛下が居る日本の国の有り難さが
正しい世間を作って居るのだろう。
新天皇陛下も、おさない子達の昇天をお祈りくださる事だろう。




Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:27│Comments(0)日記
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