2019年05月27日

映画空母いぶき

休みに映画館で、空母いぶきを観た。
前評判では、首相役の佐藤浩市が馬鹿発言したと言って居たが、
前後の文脈をみると、ちゃんとしているし、しかも監修は元海上幕僚長が
やっていると言うので、まずはと思い見に行った。
感想としては非常に面白かった。
話の進行がリアルで、海戦は私が知る限りの現代の戦いという事だろう。
最も軍事機密と思われる事は、さらりと進んでいたので
さもありなんとも思った。
あっという間の2時間という事だろう。
映画の中では仮想敵国はぼやけて居たが、話の内容からすれば、
あの規模の戦闘を、やれるのは中国しかないし、
中国のやりそうな方法だ。
そう思うと余計現実味がある。
しかし、映画を観たのは横浜に出かけた時なので、
映画化には、海上自衛官の若者が制服を着て見に来ていた。
4~5人のグループが2組来ていて、年長のグループは、
静かに規則正しい行動で着席して言った。
若年のグループも、規則正しく静かであったが、
その脇に大きなポップコーンのカップを抱えて居て、
微笑ましく、若者らしかった。
しかし、切に思うのは、こういう若者達が下らない戦争で
命を落として欲しくないと切に思う。
歴史上、戦争を欲するのは、文官であり武官ではない。
武官は目の前で現実を見る。
友人が先輩が後輩目の前で死んでゆくのだ。
そんなもの喜ぶ人などない。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 08:52│Comments(0)日記
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