2020年02月07日

爬虫類になつた日本人

今から40年前に「爬虫類になった日本人」という本を読んだ。
当時は確かに現代人はガサガサしていて、ウエットな感じがなく、
そうなのかなと思っていた。
しかし、最近若い人と会話していて、ガサガサというより
諦めに近い絶望感の様な感じを覚える。
なんか肌の温かさの様なものを感じない。
近しい様な態度で接しようとすると、(例えば、普通に食事や酒に誘うと)
迷惑そうに逃げられる感じもある。
まぁ若い人には迷惑なのだろう、と結局親父同志で飲むのだが、
なんとなく砂を噛む感じというのだろうか。
戦後日本的なモノより欧米的なものの考え方が正しいとされてきた。
合理的というのだろう。
しかし人間の世の中は合理的だけでは済まない。
やはり人間のぬくもりの中に帰ろうとするのではないだろうか。
そんな時、現代では痛いしっぺ返しを貰う。
しかし、合理的もいいかもしれないが、やはりオジサンはGNNが良い。
G義理とN人情とN浪花節。
そうよ車寅次郎よ。ってね。
寅さんは、ほ乳類と判る日本人だ。
そう言えば、先日下田の行ったら、寅さんの姿をして歩いている人がいた。
幻を見たのだろうか、いや違う。
彼もファンなのだろう。同志ってか。
一杯誘ってみっかね。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 15:27│Comments(0)日記
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