2020年08月31日

公(おおやけ)という事を問う

先日亡くなられた李登輝先生が仰っていた事。
自分は日本人として、人と生まれたからは、公に生きるものだと教わった。
だから、あなた方日本人は公に生きなさいと。
そして李登輝先生は安倍首相に、あなたは首相を続けなさいと言った。
それは重い言葉だ。
言い方を変えれば、公に生きれる人間こそリーダーを続けなさい、
という事なのだ。
今日本の名のある政治家の中で公なのは、安倍首相以外に思い浮かばない。
良い方の人でも少し私が出る。
それこそ〇破とか●沢一郎とか、私の塊でしかない。
昔、稲森和夫が、第2電電をやる時、「動機善なりや、私心なかりしか」
と自分に問うた。
本当の仕事、大仕事は公がするものだ。
では日本で一番私が無いのは、天皇陛下だろう。
つまり、日本と言う国は、公が中心に成り立って来たので。
力が強い、賢い、大きいなどという下世話な私の支那や欧米と違い、
公な人が命を懸け守って来た国が、日本なのだ。
次期総理が誰だとか、取りざたされているが、誰が公かを論じる事はない。
なんと日本人が劣化したのだろうか。
一番劣化したのは、マスコミと文化人なる珍妙な動物。
私心しかない生き物を野獣という、野獣は金のみに価値を見出し、
他に勝ち、自分一人が優位である事を自慢する。
そこには獣の匂いがする。
公は良い香りがする、清々しく心が温まる。
政治家だけでなく、今多くの人が、公を問われている。
本当の日本人の復活のために。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 15:32│Comments(0)日記
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