2021年03月11日

10年目の3.11

本日は、東日本大震災から10年目、
長かった様でもあり昨日の事のようで有り、あの日から10年を想う。
10年前の3月私は大学院の論文の発表会を終え、
あとは卒業と思い、あれをやろう、これもしたいと思っていた。
それを打ち消したのが、あの3.11だった。
2004年のスマトラ島沖地震で大きな津波のビデオを見て、
世界では、こんなまるでアニメでしか起きない様な津波があるんだなぁと思った、
あの津波が、まさか日本で起きるとは、そんな思いでテレビに映る惨状を
ただただ見ていた記憶がある。
其の後、経営者の団体やら、大学院の仲間が、どんな支援が出来るか
なにが必要かと、多くの動きがあったが、その大半は機能しなかった。
気分だけが空回り、結局1000年に一度という想定外に
誰も対処していなかったという事だった。
民主党政権、菅直人の酷さは、我々は如何に政治を疎んじていたか、
彼らの跋扈は、我々に未熟さの結果である事を思い知った。
そして時を経ながら解った事は歴史の大切さだ。
東北に人たちの中に言い伝えていた「てんでんこ」という事。
後に亡くなった東北の友人が言っていた。
災害の時は、まず自分の身を護る事を考える事、
他人の事をおもって確認していては逃げ遅れるという事だ。
そして、被災者支援の時、被災した当事者が他の被災者に思いやる姿。
「自分は良いので、もっと苦しんでいる人がいる。」そんな背筋がしっかりした日本人。
亡くなった師匠がそれをみて、「日本人も正気になった。」と言った。
これらが契機で日本社会が、日本人が持つ本来の姿、
歴史とは何なのか、グローバルなどと「我良し」に明け暮れる
金儲け亡者の真似をする、現代日本人に神からに警告と思える。
1000年後に備える防波堤をナンセンスと笑った支那人、蓮舫をあざ笑う様に
その防波堤が多くの日本人を救った。
尊い多くの同胞の命を代償の教えを大事にしたいものだ。
本日は、震災で亡くなった方々の鎮魂と、
この10年に亡くなった友人・親類・母・そして師匠を想う日
合掌



Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:10│Comments(0)日記
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