2010年01月08日
中小企業の金融
昨日、ある中小企業経営者の書いた本を読んでいたら、
日本で新規の企業が起こらないのは、その金融の状態に原因があるという。
それは、担保と社長以外の保証人を要求する事である。
もし倒産しようものなら、社長は丸裸で犯罪者、保証人の人には、えらい迷惑をかける。
多くの場合、保証人になるのは親族なので、そことの関係がめちゃくちゃになる。
そしてその親族もかえし切れない借金を負わされる。
昔のように、景気がいい時なら、仕事を掛け持ちして頑張れば、返すめどもあるが、
不景気の時は、それも出来ない。
その親族も連鎖倒産みたいなもんである。
確かに、国の指導で銀行は、社長以外の保障人と担保をとらない様にしているが、
これも基本的にはあまり機能していると思えない。
銀行が中小零細に貸す場合、保証協会を通す。さもなければ貸さない。
保障協会は、当然のごとく、この担保と社長以外の保証人を要求してくる。
つまり結局は同じなのである。
70歳になる、その社長の同時期に会社を興した仲間のうち、10社が倒産して、
3人の社長は自殺したそうである。
つまり、中小企業を興す事は間違いなく命がけである。
そんな世界に、自分のかわいい息子を入れられないという。
ここ10年以上自殺者は3万人にのぼるという。
その中には、中小零細企業の経営者がかなりいるのでは、ないだろうか。
そう考えると、教育の現場に行くと将来ある若者達に、企業家になり事業を興せとは言いづらい。
少なくとも、地獄を見せたいとは思わない。
そして、私の知る中小企業の経営者は、明るく、前向きで、お人よし人が多い。
コンサルタントをして思うけど、日本でこうゆう人達は絶滅危惧種かもしれない。
でも、そうゆう人達がこの国の底辺を支えて来たから日本が成り立っている。
大企業だけでは、到底なりたたないのだ。
中小企業がもっと元気が出る金融は出来ないものか。
若者達に、どんどんチャレンジしろと言える状況は来るのだろうか。
日本で新規の企業が起こらないのは、その金融の状態に原因があるという。
それは、担保と社長以外の保証人を要求する事である。
もし倒産しようものなら、社長は丸裸で犯罪者、保証人の人には、えらい迷惑をかける。
多くの場合、保証人になるのは親族なので、そことの関係がめちゃくちゃになる。
そしてその親族もかえし切れない借金を負わされる。
昔のように、景気がいい時なら、仕事を掛け持ちして頑張れば、返すめどもあるが、
不景気の時は、それも出来ない。
その親族も連鎖倒産みたいなもんである。
確かに、国の指導で銀行は、社長以外の保障人と担保をとらない様にしているが、
これも基本的にはあまり機能していると思えない。
銀行が中小零細に貸す場合、保証協会を通す。さもなければ貸さない。
保障協会は、当然のごとく、この担保と社長以外の保証人を要求してくる。
つまり結局は同じなのである。
70歳になる、その社長の同時期に会社を興した仲間のうち、10社が倒産して、
3人の社長は自殺したそうである。
つまり、中小企業を興す事は間違いなく命がけである。
そんな世界に、自分のかわいい息子を入れられないという。
ここ10年以上自殺者は3万人にのぼるという。
その中には、中小零細企業の経営者がかなりいるのでは、ないだろうか。
そう考えると、教育の現場に行くと将来ある若者達に、企業家になり事業を興せとは言いづらい。
少なくとも、地獄を見せたいとは思わない。
そして、私の知る中小企業の経営者は、明るく、前向きで、お人よし人が多い。
コンサルタントをして思うけど、日本でこうゆう人達は絶滅危惧種かもしれない。
でも、そうゆう人達がこの国の底辺を支えて来たから日本が成り立っている。
大企業だけでは、到底なりたたないのだ。
中小企業がもっと元気が出る金融は出来ないものか。
若者達に、どんどんチャレンジしろと言える状況は来るのだろうか。
Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:02│Comments(0)
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