2010年03月04日

傘考

私は良く傘を忘れる。今まだの人生で何本の傘を忘れたのだろう。
出掛けは雨が降っていても、帰りが止んでいると大概忘れる。
しかし、多くの場合、気づいて店に取りにいくと店の人は置いておいてくれる。
次の雨の日まで気づかなかったり、旅行先などの場合は、諦めたけれど、
そうでない場合に傘は、帰って来る事が多かった。
なので、傘を失くすのは自分の責任以外に間違いない。
ところが、ここ1~2年は少し様子が違う気がする。
1回目は、仕事で横浜に行った時、中華レストランに入る時、雨だったので傘をさしていた。
当然入り口には傘立てがあった、しかし、一本のかさも入れてない。
客が少ないだろうと思い、傘を立てて中に入ると、結構客がいて、皆座席の横に
自分の傘を持っている。随分用心深い人達だと思って食事を済ませ、
傘立てをみたら一本も無い。「やられた、これか!」と思ったが後の祭り。
濡れて帰って来た。その時、都会は人心が荒んでいるんだなぁと思っていた。
静岡では、そんな事は無いのにと・・・
しかし、先日銀行に行った。雨の日だった。
都銀のATMに2~3人並んでいて、傘立てに傘が一本立っていて、自分の傘を入れた。
1分程度で用が済み、傘立てを見たら、一本も無い。
私が最後なので、そこに居た2~3人の誰かが、1mと離れたいない傘立てから、
傘をもって出たらしい。しかし驚いた、あっという間・・・
銀行員に話して傘を借りたが、何か暗然とした気分になった。
静岡人までそんな人心になったのか、それとも、ほんとにうっかりしてたのか、
傘一本に防犯意識が必要になる世の中はいやだなぁ
都会に住んでいる訳じゃないから、もっとノー天気にのほほんと、生きてもいい気がしますが、
皆様はどう思います?・・・



Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:26│Comments(2)日記
この記事へのコメント
同感ですね。
さみしい話です。
もし…もし持ち帰った人が意識的にやったとしたら
絶対その曲がった根性をたたきなおしたい!
人の迷惑を顧みず、自分だけが良ければ…
そんなさみしい人間は静岡に住む価値がない。
Posted by イツキイツキ at 2010年03月04日 14:01
ありがとうございます。
これからは、地方の文化の時代と思います。
若い人が帰って来たい故郷であってほしいと思います。
Posted by おじさん学生 at 2010年03月04日 16:01
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
傘考
    コメント(2)