2010年06月21日

落語を楽しむ

今6代目圓生を聞いているのだが、やはり上手いと思う。
きっとこの人は、落語(しかも古典落語)が大好きなのだと思う。
私も若い時は落語など聞かなかったのだが、この6代目圓生のおばあさんの
声色が、妙に耳に残った覚えがある。
江戸情緒というか、江戸の庶民の生き方を声で表現しているという気がする。
確か最晩年の頃、中野新橋のマンションに住んでいた記憶がある。
私も新中野に住んでいて、神輿の会があると、圓生の弟子達が顔を出す。
勿論売れていない弟子だけれど、一杯はいると色々な芸を披露するが、
新橋芸者の卵達と披露する芸は、これぞプロというものだった。
テレビで見ている様な芸人と違い迫力があった。
あれから30年の年月が経つ。
圓生のCDから、本人の顔や、30年前の人達の顔が次々と思い出されて、
話芸のすごさを今更ながら感じた。
個人的には、米朝と圓生は双璧だ。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 15:00│Comments(0)日記
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