2010年10月15日

珈琲親父

昨日、学生時代飲んだ珈琲を越える珈琲を飲んだ事がないと書いたけど、
その珈琲屋は、埼玉県本庄市の駅近くにあり、ネットでみたらまだ営業していた。
代替わりしているだろうけど、今度また近くに行ったら寄ってみたい。
しかし、静岡にも偏屈な珈琲親父がいた。
ここも確かに美味しかったが、かなり繊細な味で天才技としか思えなかった。
ここも双璧だと思った。しかもストレートの珈琲しか出さない。
アメリカンとかウインナ珈琲と言ったら追い出される。
ここの親父さんも偏屈で、気が向くと、「最近の若いもんはなっとらん。後ろ姿をみると、
人間が解かる。」と言っていた。
そして、ピースと珈琲があれば生きていける、と言っていた。
本庄の親父さんも、静岡の親父さんも全く同じ事を言っていた。
最近はこういう男臭い人を見かけない。
丸く穏やかに生きる事も大事だけれど、こういう角張った生き方に若い時は共鳴した。
静岡の店に何年かぶりにいってみたら、女性がやっていた。
昔は無かった、ウインナ珈琲とかケーキとかがあった。
珈琲も穏やかで優しくなっていた。もうあの尖っていながら繊細な珈琲は飲めないのだろう。
これも時代だろうと思う。




Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:51│Comments(0)日記
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