2010年12月24日

目をつぶるまでに

先日、講師の先生の集まりがあり、今年退院?(と言っている。)する先生の
送り会があった。その中で、多くの先生は退職後も顧問の様な形で
現場をやりたいと言っていたが、一人の先生は、思いっきり読書をしたいと
言っていた。
知り合いの方が、非常な勉強家で、講師として教壇で講義中脳溢血で亡くなった。
そして、葬式が終わり、遺族の方から世界中の良書と言われる蔵書が寄付された。
その中には本人が読んでない蔵書が沢山あったそうだ。
その人の思いを感じたその先生は、60歳も幾つか過ぎた自分が、
いつ目をつぶるか解からない(亡くなるの意味)。
だから、その蔵書の山に挑みたい。
「目をつぶるまでに」と言っていた。
それを聞いて最もだと思いながら。先生で残って欲しい人は辞めて、
むしろ、どうでもいい先生(失礼、本音)が教壇に立つのが世の習いか・・・
しかし、私も、目をつぶるまでに・・・



Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:29│Comments(2)日記
この記事へのコメント
これはまさに、

 壮にして学べば老いて衰えず。
 老いて学べば死して朽ちず。

の実例でしょう。

少しでも真似できるような人生にせねば、と思うばかりで・・・。
Posted by kobayashi at 2010年12月24日 11:20
もう師走です。毎年一年が早くなります。
まだまだし残した事の多さに愕然としまう。
Posted by おじさん学生 at 2010年12月25日 10:44
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    コメント(2)