2011年05月24日

何故軸はブレるのか

国会では、首相の発言の軸がブレているともめているが、
それでは何故ブレているのだろう。
そもそも軸とは何だろう。生きて行くための信条、哲学、生きる目的、最も大事にするもの。
リーダーシップ、そんな所だろうか。
しかし、どうすればそれが身につくだろう。経験は重要だろうけれど、本来の学問のレベルだろう。
例えば、イギリスでは、オックスフォード、ケンブリッジなどでは、寮生活をさせエリートとは何かを
教育する。最も大事なのは、ノーブリスオブリージュ(エリートの責任)だ。
それは、人の上に立つものとして、戦いなどで最も危険な作業を自分で率先して行う態度をいう。
それを部下に任せて安全な所にいる様な輩はリーダーとして認めないという事だ。
例でいうと、問題が起きたとき部下を怒鳴り散らして、責任を押し付ける様な人間は、
エリートにはしないという事なのだ。
これは明治時代、日本人が武士道をヨーロッパに紹介した時、素晴らしい日本の文化と絶賛された事
でもある。
今の全共闘世代、団塊の世代は、武士道をナンセンスと切り捨てた世代だ。
それなら、ノーブリスオブリージュを知っているかと思えば、大半は知らない。
先日、京大出の先生と話したのだが、ノーブリスオブリージュを知らなかった。
戦後、東大も京大も本当のエリート教育をしてこなかった様だ。
自分の利権と金だけを守る人間は、エリートと呼ばないし、高学歴でも
人格が未熟なら、すぐブレる。偽エリートは、退席して欲しいものだ。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 15:46│Comments(0)日記
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