2011年07月26日

閑話

中国新幹線の話題は、最近マスコミが大々的に取り扱っているので、
特に出す必要もなさそうなので、趣味の歴史で1つ。
先日、靜大の小和田先生の話を聞いた。
テーマは戦国時代の武将だったが、その中で秀吉と家康の決定的な違いについて話が及んだ。
出世してから部下や親族に過酷だった秀吉。
出世した後も部下のいう事に耳を傾けた家康。
苦労人だった家康は、部下を大事にした。それは、牧之原の戦いで、8,000人の部下のうち
800人を失った。その逃げるさなか家康の影武者として命を落とした部下が多数いた。
そんな事から生涯一人では生きられないという思いがあった様だ。
しかし、決定的なのは家康は読書家で(このへんは心酔していた信玄もそうだが)
かなり歴史的知識があった様だ。
一方秀吉は経験則から学ぶ事が多く(信長も天才肌だが)あまり歴史をかえりみなかった。
人間というものはあまり進歩しない生き物で、どうも歴史を繰り返す。
だから歴史に学ばないものは、一時的な繁栄で終わってしまう。
どうも本当の繁栄は歴史から学ぶ事と同意語の様だ。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:37│Comments(1)日記
この記事へのコメント
秀吉は経験に従い、家康は歴史に学んだ・・・いい事を聞きました。
Posted by kobayashi at 2011年07月26日 18:00
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