2011年11月05日

戦いの心理学

今日本経済は大変な時と迎えている。
経済が低迷している上に政治の低迷が続き、前の二人の首相に至っては、
日本の経営者が憎くてしょうがないという様な政策ばかり、
嫌になって海外に出ていった企業も多いと聞く。
今の企業の経営者は厳しい「シケ場」で戦っているリーダーと言える。
バブルの時は「荒れ場」だったと言えるだろう。
荒れ場のリーダーはイケイケドンドンがいい。調子には乗るとき乗らなければ、運を逃がす。
何年か前「ホリエもん」が人気を博したのは、「シケ場」にうんざりした人達が、
景気のよいイケイケドンドンを歓迎した結果だろう。
しかし、残念ながら「シケ場」の罠に引っかかってしまったのだろう。
シケ場には本当の気の強さが必要だ。単に保守的でおとなしいリーダーではガードの上から
潰される。
いい守りは、攻める事の何倍もエネルギーが要る。普通の人だと放り出したくなるほど
辛抱強く、しかも攻めの姿勢を崩さない体制が必要だ。
だから、これを切り抜けてきたリーダーは強い。
本当の気の強さが無ければ、出来ない事だ。それは見せかけの強さでは無く
性格の本質的な強さだ。
徳川家康は、豊臣秀吉ほど人気が無く地味な狸ジジイという印象だが、
多分短気さは、家康が上だろう。勝ち目の無い信玄との戦いに飛び出して行った。
しかし、信長の理不尽な命令に従い我が子に切腹をさせた。
信じられないほどの辛抱強さが後の徳川300年を作った。
今の時代を切り開くには、徳川家康の芯の強さが必要な時代だろう。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:00│Comments(0)日記
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