2011年11月18日

中国への中小企業進出

最近中国に進出した中小企業の経営者の話を聞く機会があった。
思った以上に惨憺たる状況の様だ。
国内の円高が進み仕事を求めてて中国に行くのだが、そこにあるのは汚職や脅しで
とても仕事どころではない様だ。
国内にあっては大企業が、値下げ要求を突きつけてくるし、それすら奪い合いの仕事になっている。
だから中小企業といえど八方塞がりの様相を呈している。
だから次は東南アジアという話だろうが、果たしてそれで生き抜けるだろうか、
多分一部は生き残れるだろうが、殆んどは無理ではないか。
私が思うのは、中小企業独自のマーケットを国内に広げるべきと思っている。
中小企業には大企業と違うマーケットがある。
私が訪問した優良な中小企業は、大企業が参入してこないマーケットで仕事をしている。
中小企業は「隙間のマーケット」「戦わない戦略」を推進すべきだと思う。
もう待ったナシだ。これらのための勉強会を早急に立ち上げないと、中国で殺される
中小企業の数がどんどん増えそうだ。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:27│Comments(2)中小企業
この記事へのコメント
初めまして、H/N:蘇州金豪と申します。
ブログ、初めて拝読いたしました。
小生も、数年間、中国に駐在していました。
十数年前より、コストダウンや円高により、中国進出が叫ばれています。
多くの企業の方々が、中国に会社を出して来ましたが、
その内9割は、『失敗した・している』と現地でも耳にしました。
私の廻りの人でも、三社がお金+工作機械+アイディアを取られてしまい、
身体一つで帰国しました。
現地にいる友人も、
『中国に会社を作るのではなくて、
中国に仕事を注文するシステムを構築した方がリスクも少ないし、利益も出るし、
計算もしやすい。』と、言っています。

これからの時代、中小企業さんは試練だと思います。
Posted by 蘇州金豪蘇州金豪 at 2011年11月18日 09:57
コメント有難うございます。
おっしゃる通りだと思います。
競争社会というのは世界どこでも同じ、ましてや中国の競争の厳しさは、
日本の比ではないでしょう。
中小企業は、まず国内で自分の居所を見つけるべきです。
そして注文先としての中国であるなら、結果が出やすいと思います。
Posted by 中小企業のおじさん at 2011年11月18日 13:57
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