2011年12月01日

サイバー攻撃

コンピューターや通信の技術が複雑化してくると、それを利用しての諜報戦が盛んになる。
元々コンピュター技術自体が国家機密になっていたのだが、オープン化を迎えた事で、
誰でも才能さえあれば通信技術を通じて第一線にでてこれる。
前々から中国は国をあげて、この情報戦略に力を入れていたが、ほんの数年前までは
笑ってしまうほどの技術だったので、世界では知ってても知らぬふりをしていた。
しかし、若い世代が育って来ると今や世界のサイバー攻撃の主流は中国によって行われる様になった。
個人的にIT系の中国人と話をしていたら、彼は日本の銀行のガードの甘さを驚いていた。
中国だったら、とうに倒産している。中国の銀行がキャッシュカードを作った時、
ほんの数日で残高以上の引き落としがあり、慌てて銀行が取引停止にしたという。
キャッシュカードが普通に使えて要る日本を見ていると、防御の仕方を指導したくなると、真顔で言っていた。
私自身、銀行のセキュリティの担当をしていた事があるので、
日本の銀行は中国の銀行と比べ物にならないほどガードが厳しいといって置いたが、彼は納得していなかった。
確かに10年前だったらそうかもしれないが、日進月歩、分進秒歩の現在では、それも過去の話だと
考え込んでしまった。
日本もサイバー攻撃に国をあげて(お金を掛けて)守らないと、民間の企業努力位では、
もう限界かもしれない。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:11│Comments(0)日記
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