2012年01月06日

日本型経営は生き残れるか

日本型経営と言っても、長所も短所もあるので厳密な意味は置いとくとして、
年功序列、終身雇用と定義して置いて考えてみる。
欧米型経営は成果主義、実力主義の経営と考えてみる。
結論をいうと、どちらも徹底してこそ生き残れると言えるだろう。
例えば、腕に自信がある人間は日本型だと面倒だろう。早く自分を評価させて
高給を貰い、ハッピーリタイヤを決め込むか、自分で商売を始めるか。
いずれにせよ40才位までが勝負だ。40才超えて目が出ない場合はかなり厳しい。
かたや、一つの技を突き詰めたい人間は、日本型経営に向かうだろう。
日本型経営では10年20年位では一人前とは言わない。30年やってこそ一人前なのだ。
だから高校出てすぐ入っても、一人前になるには、50才近くになる。
愛知県に入社60年をお祝いする企業がある。専用機械を作る会社だ。
中卒で入っても、75才になっている。その方と話した事があるが、
70才過ぎて、パソコンの面白さにはまっているという。そして最近英会話も始めたそうだ。
夫婦で世界旅行に行くらしい。
いずれがいいかは、実は経営者しだいなのだ。
どうゆうビジョンで会社を経営するかだろう。欧米型の企業には40才過ぎてぶら下がり社員
がいると、若い社員には迷惑だ。
日本型企業で権利ばかりを主張する若い社員は迷惑だ。
ちなみに、現在経営に成功している中小企業は、私が見た20数社すべて日本型経営だ。
そう言えば、キリンビールと三井物産も成果主義から日本型経営に戻したら、
業績が改善したらいいけど・・・



Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:44│Comments(0)日記
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