2012年01月24日

若い老人

ある経営者と話していて、感じたがが。
その方は68才で、もうすぐ70才になるが、体力・気力共に充実していて、
バリバリの現役社長だ。
息子さんも、もうすぐ40才に手が届く年齢になり常務をやっている。
息子さんを社長にする予定はと聞いたが、まだ全く考えていないという。
確かに、あれだけ体がしっかりしていれば、良いのだろうと思うのだが、
息子のの立場で考えるとどうだろう。後10年して50才から社長を継いだら、
自分の思うように会社を運営出来るだろうか?
今は常務でもうすぐ専務というが、社長と他の取締役とは、その仕事の重圧は天地の開きがある。
2代目3代目が社長になり、その少しの間は高揚して頑張るのだが、実際に思っても
見ない重圧に苦しんでいる姿を随分見てきた。
それは違う世界なのだ。
確かに今の人は若い。年齢に七掛けと言うが、重圧を継ぐ身になって考えると、
先代社長の目の黒いうちに苦しい中に入れてやったほうが、本人の為ではないだろうか。
60才の声を聞いたら、10年計画で次の経営者を育てる事が良いような気がする。
せめて老害と言われる前に。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:23│Comments(0)日記
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