2012年01月31日
タコ社長
寅さん映画に出てくる中小企業の社長を太宰 久雄さんが演じていた。
このタコ社長は、やたら元気があるが、いつも資金ぐりで苦しんでいて、大騒ぎ。
そのくせ人情家で頼まれれば、嫌と言えない性格、助平でお人好し。
まあ、そんな所だろうか。いつも寅さんと絡んで、取っ組み合いの喧嘩をしたり、
寅さん映画に全て出ているバイプレイヤー。
きっとこんな社長じゃぁ大きなビルを立てて大企業になならないだろうけど、安月給でも社員は
笑顔で働く。
昔は中小企業の社長といえば、こんなのだった。三丁目の夕日に出てくる修理工場の親父さんも
似たようなキャラクターだ。
最近では、有能な経営者と言えば、スティーブジョブズやビルゲイツなどを言うが、
さて社員として働くとしたら、どんな人の下が良いのだろうか、
私なら頼まれてもスティーブジョブズは嫌だ。命令されて品質をあげる努力をしたくない。
タコ社長に泣きつかれれば、文句は言いながらも、「わしがやらねば誰がやる」気分になるだろう。
余り優秀なリーダーは、息が詰まる。
勿論、才能のある人は違う意見だろうが。
20年前、日本は有史以来どの国も成し得なかった。一億皆中流社会を実現した。
それは、本田宗一郎、松下幸之助、盛田 昭夫、井深大といった大経営者がいたが、
本当に無数のタコ社長がいたから、成し得た事だろうと思う。
少なくとも、背が高くスマートで高学歴で、MBAを持った経営者ではなく。
ハゲでデブでチビで、たたき上げで人情家で、お節介で・・・そんなレトロな親父が
存在意義のあった時代。 この年で解るのは自分はスティーブジョブズにはなれそうもないが
タコ社長ならなれるかも知れないという事。日本人の多くはそんな気がするが。
このタコ社長は、やたら元気があるが、いつも資金ぐりで苦しんでいて、大騒ぎ。
そのくせ人情家で頼まれれば、嫌と言えない性格、助平でお人好し。
まあ、そんな所だろうか。いつも寅さんと絡んで、取っ組み合いの喧嘩をしたり、
寅さん映画に全て出ているバイプレイヤー。
きっとこんな社長じゃぁ大きなビルを立てて大企業になならないだろうけど、安月給でも社員は
笑顔で働く。
昔は中小企業の社長といえば、こんなのだった。三丁目の夕日に出てくる修理工場の親父さんも
似たようなキャラクターだ。
最近では、有能な経営者と言えば、スティーブジョブズやビルゲイツなどを言うが、
さて社員として働くとしたら、どんな人の下が良いのだろうか、
私なら頼まれてもスティーブジョブズは嫌だ。命令されて品質をあげる努力をしたくない。
タコ社長に泣きつかれれば、文句は言いながらも、「わしがやらねば誰がやる」気分になるだろう。
余り優秀なリーダーは、息が詰まる。
勿論、才能のある人は違う意見だろうが。
20年前、日本は有史以来どの国も成し得なかった。一億皆中流社会を実現した。
それは、本田宗一郎、松下幸之助、盛田 昭夫、井深大といった大経営者がいたが、
本当に無数のタコ社長がいたから、成し得た事だろうと思う。
少なくとも、背が高くスマートで高学歴で、MBAを持った経営者ではなく。
ハゲでデブでチビで、たたき上げで人情家で、お節介で・・・そんなレトロな親父が
存在意義のあった時代。 この年で解るのは自分はスティーブジョブズにはなれそうもないが
タコ社長ならなれるかも知れないという事。日本人の多くはそんな気がするが。
Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:00│Comments(0)
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