2012年02月01日

普通の労働者は没落するのか

最近TPPの話題の続きで、このままでは若い世代はどうなるのだろうかという話になった。
世界同時不況と言われるが、それは一時期の問題では無く、永遠にそうなるというのだ。
アメリカに端を発した金融危機は、日本では、余りお目にかからないほど貪欲な金の亡者の
経営者の厚顔な態度には驚かされた。
彼らは、真面目な商いをやらず一攫千金を目指し、紙くずの様な債権を高値で売りさばいた。
しかも、それで会社が潰れそうのなったら、国の税金で補填してもらい、給与もボーナスも平気で
貰っている。
その間に多くの失業者が出ても、我関せずといった姿だ。
これらの企業や経営者を退場させない限り、普通の労働者は、うかばれない。
では、その様な企業を見分けるには、どうだろう。
日本がまともだった時代、新入社員の給料と社長の給料の差は、中小企業で10倍大企業で20倍
とされた。その頃、アメリカでも40倍ぐらいまでだった。
しかし、どうだろうアメリカの潰れそうになった銀行の社長は、数百倍から数千倍の給与を取る。
多くの普通の労働者をリストラ(首切り)した影で・・・
こんな企業ばかりになれば、普通の労働者が定年まで働けば、老後は保険で生きられる。
などとしたモデルは、夢物語だ。伝統的な日本の経営者は社員を路頭に迷わそうとは
思わないものだ。まだ日本には、まともな会社は多い。
質実剛健、拝金主義でない日本企業には、増えて貰いたいものだ。
でも、日産やソニーは社長の給料高いなぁ!!!
そう言えば、両方とも日本企業では無かった。気の毒に・・・



Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:00│Comments(0)中小企業
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