2012年02月04日

ビジネスの基本は江戸時代に

商人のモラルに対する位置づけは、鈴木正三(しょうざん)「江戸初期の人、元武士の僧」が、
すべての職業は、社会的責任を持った形で生まれる。つまり仏道修行は、出家しなくとも、
自分の仕事に精進すれば出来る。という考え方。士農工商と言われるが、すべての職業が尊い。
倹約については、貪欲を禁じ、始末と吝嗇(りんしょく)の違いを強く指摘した。
吝嗇は仏道に通ぜず、始末は仏道に通じる。倹約の陥りがちな危険性を説いている。
この吝嗇の危険性を江戸時代の商家の家訓の大半を占める。
世間の為という公共心を持って3代かけて金持ち商人となる。
成功のために陰徳善事を説いている事もある。
このようなビジネスについて、しっかりとしたモラルを定義したのは、日本人だけなのだ。
それ以後、敗戦やバブルがあって、どうも日本人はブレてしまった様だ。
お金儲けは悪いことですか?と言った。村上世彰(むらかみ よしあき)の言葉と
ホリエもんの言動は、は現在の日本人の心のブレを良く表している。
(吝嗇・・・金儲けのための金儲け、手段を選ばない金儲け、を言う。)
楽しく仕事をしようと思ったなら、正しい仕事でなければ、楽しくならないと思うのだが。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:00│Comments(0)日記
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