2012年04月09日

歴史をなめるなよ

歴史をなめるなと、大きく出たが、私が我慢出来ないのは、
市町村合併などで、簡単に古い地名を変えてしまう役人の鈍感、いや
無能というべき行いだ。
地名というのは、古い古いその地方独自の言い伝えや、出来事が織り込まれている。
昔戦争があったとか、多くの帰化人が定着したとか、埋め立てたとか、大きな災害があったとか、
文章に残らないまでも、村の古老が言い伝えて来て、それがそのまま地名になったりする。
今回震災にあった土地の「女」という文字が使われた土地が多かったという。
「女」は「おな」と読み、元々も字は、「男波」「おな」だったらしい。
「男波」と言うのは、荒々しい厳しい波の事で、津波の事をさしていた。
つまり、昔から津波が来るから気を付けよ。という意味の土地だったという。
そんな、ちゃんとした意味もあったのに、少し街中になると、青葉町だの桜木町だの、
横浜や神戸といったお洒落な町で御座います。みたいな、
何も意味の無い地名に変えたりする。
本当に、いつも思う馬鹿な地名変更は止めてくれ、そして、その土地の古い地名の由来を
子供たちに教え、先人たちが何を考え、何をしたかを教える教材にしてくれ。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:00│Comments(0)歴史
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