2012年05月21日

時代と教育

教育の勉強会で今言われている事がある。
それは、ジェネレータ人間を作ろうという事である。
そのジェネレータ人間とは自分の力で道を切り開く人間である。
本田宗一郎が、ホンダを作ったり、スティーブジョブズがアップルを作った様な、そんな無骨な人達。
その反対は、オペレータ型の人間である。言われたことを早く正確になす人間。
スマートでカッコイイ官僚なんかにに多いパターンで高学歴でマニュアルを良く利用する人達。
戦国時代で言うと、国を統一する時に必要な部下は、戦いに強い武将。
これは、道を切り開く人達。しかし、統一してしまうと、今度は武力より運営力。
つまりは、税金を取立てたり、道路を作ったり、予算を計上したりの事務方の高度能力が必要。
だから官僚型の人材が徴用される。
日本は、戦後の高度成長で経済も大きくなり、それらを運用するのに高度な事務能力が
必要とされ育てて来たが遂にそれが、終わったのである。
問題は、世の中がそのように変わったのに、今だにオペレータ人間を作ろうとする教育機関である。
今日本が世界から評価されているアニメやサブカルチャーは、ドロップアウトした人達が作った。
決して東大卒が作った訳ではない。
東大卒が多く入っていった銀行や証券は今は見る影も無い。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 11:17│Comments(0)日記
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