2012年06月05日

昭和の時代

平成になって24年も経つと、若い社会人にも昭和の時代を知らない人が増えて来る。
寅さん映画のDVDなどを見ていると、昭和の時代の臭いが、そこここに出てくる。
川では男の子が赤フンいっちょうで泳ぎ、砂ぼこりが上がる道路を子供たちが駆け抜けて行く。
子供たちは遊ぶ事に精を出し、大人たちは汗水垂らしながら働いている。
バラックと呼ばれる急ごしらえの家が点在していて、普通に人がそこに住んでいた。
空の青さと緑の香りがくっきりとしていた。
今は、当時とは似つかないほど立派な家が立ち、子供たちは皆、おぼっちゃま、お嬢様で
綺麗な人達ばかり、しかし、どこかうつろで肩を落としている気がする。
勝手に想像しているのだけれど、どんよりとした曇り空の下で生きている様な気がする。
時代の変化と言ってしまえばそれまでなのだが、今の人達は頭が良すぎるのだろろう。
明日やあさっての事まで解ってしまう。
でも実際は、明日にならなければ解らない。やってみなければ解らない。
そんなもんだろう。ケセラセラ、成るようにしかならないもんだ。
生きてるだけで丸儲け、皆がそう考えれば、曇りももっと晴れるかも。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:00│Comments(0)日記
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
昭和の時代
    コメント(0)