2012年07月07日

産業廃棄物

あるテレビ番組で、高齢者ばかりの派遣を手がける会社の社長が、
産業廃棄物再生事業と言って、高齢者について言っていた。
勿論これは逆説的な意味で、本人も高齢者だが、人生経験豊富な高齢者を単に産業廃棄物には
してはいけない。そうならない社会を目指すという意味なのだが。
しかし、これをまに受けている人達も存在する。
自称エリートの人達だ。高学歴で、合理的発想から給与が高い割にはパソコンなども使いこなせず、
無理も効かない体の人達を追い出して、若くてパソコンを使いこなし、
無理がきく人達と入れ替えようとする。
頭でっかちに考えるとそうなのだが、実務の中にはマニュアルでは回答出来ない問題も多数あるのだ。
40年近く現場にいた人達の知恵袋を甘く見てはいけない。
どんなビジネス・産業においても、最後は人なのだ。
40年近く現場で命懸けで働いて来てくれた大先輩は、断じて産業廃棄物ではない。
むしろ、社会に残された金鉱であると心すべきである。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 15:02│Comments(0)日記
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