2012年08月29日

家電の没落

日本の家電企業が軒並み大赤字でしかも倒産の危機にある企業もあるとか。
あの技術を誇ったシャープや日本電気も最近良くないと囁かれている。
その原因はなんなのだろうかと思って色々考えてみるのだが、円高、景気低迷、政府の無能無策
色々言われている。確かに一面は、そうだろう、しかし、それでも勝ち続けている企業も居る。
やはり経営者の能力の問題が一番と言いたい。
今のTOPは年功序列の高学歴の者が無難なので、それでTOPをやっているのだろう。
決して悪い人間ではないが、戦いには向いていない。
こういう時には(非常時)、戦いに向いたTOPが必要だ。ではどんなTOPかと思って、
資料がないか探していたら、出てきた。
「失敗の本質」という名著だ。野中郁次郎先生を初め日本の有名な学者が、
太平洋戦争で日本軍は何故アメリカ軍に負けたかを組織論的に説明している。
この時の間違いを日本企業は、またやっているのだ。
大企業のトップとあろうものが、この名著を読まずに経営している様では不勉強過ぎる。
リストラされた従業員がうかばれない。
少なくとも、今勝ち組のTOPは勉強家であり、戦略家だ。
有能な兵隊がいたのにみすみす殺してしまった軍人と、有能な技術者がいるのに生かしきれず
リストラしてしまった経営者。
まるでデジャブの様な気がした。



Posted by 昔のシステムエンジニア at 11:22│Comments(0)経済
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
家電の没落
    コメント(0)