2012年10月04日

生きる事の意味

流通ジャーナリストの金子哲雄さんが亡くなった。
まだ41歳だというのに早すぎる死だ。まだやり残した事が沢山あるだろうに、
昨晩テレビに出ていた金子哲雄さんは冗談を言って周りをなごましていた。
亡くなった後おどける彼の姿を見るとなんとなく痛ましい気がした。
私の彼の印象は、お茶の間の奥さん相手にモノを安く買うコツを
楽しく語りかける新種の芸能人という印象だった。
話も的確で、かなりの情報を集めて来た事が解る。
へー、こういう芸能人もいるんだなぁという印象だった。
しかし、彼の死に際の姿をみると、とっても見事な印象だ。
雰囲気は軟弱な今の若者という感じだったのだが、自分の葬式から、
来てくれる皆様に対する心遣い。そしてすべてを用意した最後だった。
人間は亡くなった時、その人の人生が解るというが、見事な人生だった。
彼を育てた御両親もちゃんとした人である事が想像できる。
そして最後まで彼と二人三脚をした奥様も立派だった。
日本の宝となる人がまた一人亡くなった様だ。御冥福をお祈りします。
                                 合掌



Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:45│Comments(0)日記
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
生きる事の意味
    コメント(0)