2021年02月12日

大学に入ったけれど

昭和の不況時に、大学は出たけれどという言葉が流行った。
大卒が貴重な時代でも、就職先が無い。
昔の話だが、就職氷河期もそれに似ている。だが、もっと厳しい時代だった。
そして現在、コロナで授業がオンラインになっているという。
テレビで出ていた若者は、昨年大学に合格し、
東京のアパートを借りてから、一度も大学に出ていない。
授業は全てオンライン、新潟の自宅で一日6時間パソコンの前で
一方通行の授業、それが今年も続いているという。
親は授業料だけで年間100数十万払っているが、一円の割引も無い。
ついには、1年借りていたアパートを引き払ったという。
大学に出ていないので友達もできない、先生と会話もできない。
そんな大学って意味あるのか。
実際に世間に出れば、実力競争の世界、よほどの大学を出て、
余程学歴にうるさい職場でない限り、入社5年でフルイにかかる。
40歳定年説を唱える企業も珍しくない。
それならは、さっさと世の中に出て実力を磨こうという若者も出てくる。
また、それくらいじゃないと実務では通用しないだろう。
今回のコロナで不要な大学が淘汰される気がする。
何時までも、昔の名前で出ていますは、通用しない。
厳しいがそれが現実。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 17:30Comments(0)日記