2022年05月03日

山形へ

本間様には、及びもせぬが、せめてなりたや殿さまに。
で有名な山形の本間屋敷
日本で一番の大金持ち、江戸時代から戦前まで続く伝説の本間家
事業とは公のものとして、利益の三分の一は国に、三分の一は地元に
そして、三分の一は次の仕事の為の投資にしたという。

入口の松は、とても不思議な曲線。

簡単な説明書き

全景
そして家訓
1.忠君愛国は国民の本分なり。義勇以て公に報じ、一旦緩急あれば、家を顧みずして国家のために尽くせ。
2.神を敬い仏を崇ぶは誠心誠意を喚起するゆえんなり。一日も信仰の念をゆるがせにするべからず。
3.公共事業に全力を尽くし、公益のためには財をおしむなかれ。
4.貧をあわれみ弱をたすけ、盛んに陰徳を施すべし。
5.勤倹の二字は先祖由来の厳訓たり。よろしく服膺してその功徳を発揮せよ。
6.深く子弟の教育に注意し、忠孝の心を涵養すべし。
7.富豪の者と縁組みすべからず。すべからく清素なる家庭の子女と婚を結ぶべし。
8.世態人情を究め、心身を修養するは、一家を治むるにおいて必要なることに属す。宗家の嗣子なる者は必ず全国を漫遊すべし。
9.祖先を尊ぶは我が国風の美なるゆえんなり。一家におけるもまたしかり。故に一家の大事は必ず祖先に報告し、しこうして後決行せよ。
10.家庭の静粛は長幼の序を厳にするにあり。決してみだるることあるべからず。
11.勧懲の制を設け、農事を推奨し、小作人を優遇すべし。
12.額に汗して得たるものにあらざれば真の財産にならず。すべからく投機事業と会社事業を排斥せよ。

是非、子供達に紹介しよう。
株などの博打を教えるから、孫正義や柳井正などが出る。
松下幸之助や盛田昭夫を知らないのだ。
会社は公器、自分良しの経営はいずれ行き詰まる。
  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 17:45Comments(0)日記