2022年12月22日

財務省が経済を喰らう

中小零細企業の経営者からすると、金融機関というのは、
晴れの日には傘を差しだし、雨の日には傘を奪う。
そんな風に言われている。
黒田総裁が金利を上げた。どうも銀行辺りから圧力が財務省にあり、
財務省出身の黒田総裁が、安倍さんが居なくなったので、
岸田のポチになり下がった様だ。
予想は4か月後だったのだが、4か月早かった。
日本経済に回復の時間を与えたくなかった様だ。
中小零細企業は、消費税増税と同様に冷や水を被せられた様だ。
まぁ予想はしていたのだが、こんなに見事に当たった事は残念だ。
しかし、金融機関はリスクを取りながら融資をするという
海外の銀行のあたりまえの営業が出来なくて、
財務省に泣き込み、金利を上げて貰ったり、当座で金利を貰ったり、
それでも駄目なら、合併をして上層部のみ生き残ろうと官僚と結託。
腹を切る様な武人は居ない様だ。
DNAがベニスの商人であるから、しかたがないが、
大学生が銀行を就職先に選ばない訳は、安定しているという事より
遣り甲斐や社会的に誇りの持てる仕事では無くなったのだろう。
東大生も官僚志向では無くなり、海外のベンチャー企業を目指すとか。
なるほどと思う。
身の安全のみを目指しながら社会的地位を確保しようと思っていてもどうだろう。
道は、一身を投げ出して全力を尽くさぬ人間には開けて来ない。
目が覚めている若者達に期待しよう。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:00Comments(0)日記