2013年09月24日

半沢直樹の現実

半沢直樹の最終回が終わった。
なんだか気の抜けた様な終わり方だが、考えてみえれば確かに組織としては、
あんな社員は問題だ。
正しさは、100人いれば100通りだ。
情をもってして正しいが、法律違反を犯している部分も多々ある。
それを是としたら大組織はひとたまりもないだろう。
松下幸之助は後継者は、あまり優秀な人間は不向きだといった。
そこそこが丁度いいという。
その訳は、優秀な人間は自分の判断のみで行動する。
大成功する事もあるが、大失敗する事も多い。
会社というものは、大きく成長する事のみが、その宿命ではない。
継続して次の代に繋げる事こそ使命がある。
というのである。その言でいうと、半沢直樹は博打打ちに近い。
続編で、どんでん返しもあるかもしれないが、
私にとっては、考えさせられて終わり方だった。
ただ、中小企業は別である。
ここの様な才能のある社員を一人でも多く取り込む器量がなければ、
明日などないのである。
中小企業は成長しなければ生き残る明日などないのである。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 14:27Comments(0)日記