2018年10月10日

大横綱輪島

輪島と言う名には良い響きがある。
ボクシングの輪島と横綱の輪島だ。
特に横綱輪島の強さは、私の時代では最大のものだ。
左の下手投げ、片手で一流の関取を投げ飛ばした。
特に天才北の湖を左手一本で投げたとき、
北の湖が頭を振って「信じられない」と言った雰囲気だ。
生きるのが下手くそで、プロレスラーからコメディまでやった。
しかし、その下手くそ加減が、何千年ぶりに地上に降りてきた
相撲の神が、現代社会で目を回した様な気さえする。
その70年は大変な人生だったと思うが、大横綱にふさわしかった。
もう一人の大横綱北の湖は、先に逝って居るが、
十分待たせて、天国の場所に出かけて行った。
しかし、今年最後の横綱、貴乃花が角界から追い出され、
そして輪島が亡くなり、平成の終わりで相撲が終わった。
私の様なオールドファンは、出る幕はなくなった様だ。
合掌。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:02Comments(0)日記