2019年05月13日

兵は詭道なり

我が国がアジアにあり、平和で豊かな国であろうとする時、
ちょっかいを出してくる国は中国であり、小中華というべき朝鮮半島である。
私の師匠は中国について良く勉強していた。
その師匠から最初に教わったのは、易姓革命という言葉である。
日本は天皇陛下をいただき、2700年間一つの国家を保って来た。
人によっては武士の台頭で幕府が出来て、天皇陛下には権力が無いので
2700年などではないというが、将軍であっても君主は常に天皇陛下だった。
そこで中国だが、昔、中国4000年の歴史と言うが、4000年の歴史など無い。
何故なら易姓革命で王が替わると、前王は徳が無く悪い王だったので
天が変えたのだから、前王の文化や業績は全て悪。
それで歴史上から、全て消し去ると言う事をする。
今の中国でも清の時代のものは、建物は残っていても文化は無い。
清は無くなって数十年しか経っていない、それなのに中国共産党という
今の王が全てを消し去っている。
残っているのは、商業施設としての寺であり、
民芸品程度の質の陶器などだ。
そんな事で、当時はまだ中国の歴史に期待していた私の夢は破られた。
そして最近これぞ中国と思うのは、
孫子の兵法で兵は詭道なりという事だ。
一言で言ってしまえば、勝つためにどんな手段を使おうが、
勝てば何とでも言えるという事だ。
それこそ易姓革命の哲学だろう。
ビジネスで言えば、相手を騙してでも契約さえしてしまえば、
あとで揉めても騙された方が悪いというのだ。
そして、欧米人には、これは効かないのだ。
その証拠にアジアで植民地にアッサリ一番最初に
成ってしまったのは中国であり、戦っても弱く、
孫子の兵法も通用しなかった。
兵は詭道なりは、実直で真面目な日本人に通用しても、
東洋人のやる事は猿知恵だと思って居る白人には通用しないのだ。
これで、トランプと習近平のどっちが勝つかなど愚問だろうなぁ。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 12:54Comments(0)日記