2011年06月02日

株主資本主義

戦後日本の企業は、将来のために多くの研究開発に投資をした。
それは、10年20年という月日を経て、技術大国日本として花開いた。
それが、80年代に入ると、アメリカあたりから、株主資本主義などという拝金的な発想が
主流をしめ、研究投資や技術開発をすると、目先の利益を生まないと、
株主代表訴訟だのと脅しをかけられ、日本の大企業の多くは、並みの企業となった。
そして、韓国や台湾に技術で追い越されるとい醜態を晒している。
上場企業が株主のためだけにあるのなら上場を廃止すればいい。
事実優良な中小企業で上場を廃止した所は多くある。
曰く、まともな経営ができない。
企業は、働く人、その家族、地域社会、関係先、お得意様のためにある。
株主は最後でいいし、それを気にしては長期投資が出来ない。
私はSONYの低迷は、井深さん盛田さんの開発者魂で出来た会社なのに、
傘下に金融機関が出来たあたりからおかしくなったと思っている。
額に汗しない金のやり取りだけで収入を得る事には日本人は不向きだと思う。
それらは、海賊の子孫のヨーロッパ人や、山賊の子孫の中国人がうまいだろうに・・  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:20Comments(0)中小企業