2011年06月06日

歴史に学ぶ

時代の変革期には、大きく既存の勢力をぶち壊す人間が出てくるけれど、
その時の政治家は、なんでもアリで、騙し討ちもありだ。
例えば戦国時代にのし上がった武将でも、自分の主家を潰したり、
襲った武将も多くいる。
また、そのくらいの事をしないと、既得権を持った人々は手放さないのだろう。
しかし、これも言えるのは、騙し討ちをした本人の最後は、
気の毒な終わりのものが多い。
どうも、それらを知っている日本人は極端な闇討ちの様な事は好まず、王道を
行こうとする。
海外から見ると、お人好しで、悪い人間の餌食になりやすい様に見える様だ。
勝つためには手段を選ばない海外のビジネスは、戦争そのものだ。
日本人の考えるビジネスは人徳が伴うものだが、・・・
しかし、奢る平氏は久しからず。悪銭身につかず。の言葉どおり、
馬脚を表す事も時間の問題だろう。
最近読んだもので、経済学のゲームの理論で、フォーク定理というのがあって、
人を裏切るより、人と仲良くしたほうが、
長期的視野でみると、最も利益が多いという事らしい。
しかし、そんな事、聖徳太子の時代から常識なのにね。
「和をもって尊しとなす。」国なのに。今頃近代経済学の定理かよ。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 14:50Comments(2)日記