2011年06月10日

アップルの終焉?

ネットを見ていたら、アップルの終焉という記事があった。
理由は、どでかい本社を作り始めたとか。
土地を取得したり建物を立て始めると、その企業の投資に黄色信号らしい。
中小企業でも建設業で本社を建て始めたらおしまいだという事もある。
建設業で本社を建てる時は、他に仕事がないからだ。
今回のアップルはそんな事でもないだろうが、スティーブジョブズという天才経営者のみ
の会社だから、次の人間がい居なければ、終わってしまう。
そういう意味では危ないのだろう。
それと、昔から日本企業の製造業が素晴らしいのは、長期的展望に立っった開発投資を
してきたからだ。
10年先20年先、場合によっては、自分たちの次の世代のための投資をしてきた。
今の日本の製造業の問題は、そういう投資をしなくなった事による。
過去の投資から生まれた果実を取り込むのに一生懸命で、
次の投資を考えない。会計的に言えば、損益計算書の経営で、
貸借対照表の経営をしていないにつきる。
大きな本社が欲しいというのは、
そういう意味では経営者の器の限界をみせたというのかも知れない。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:09Comments(0)中小企業