2014年06月13日

教育の格差社会

手前味噌になるが、半蔵門で多くの講師の教育の現場に立ち会うと、
その質の高さに舌を巻く。
様々な階層、高学歴な論客相手でも納得してしまうスペシャリティがある。
だから地方から来て、初めて研修を受けた受講者の多くは感激して帰る。
それは結構な事だが、最近地方の補助金を受けた研修の内容を聞いて愕然とした。
申し訳ないが、非常の雑で教育の目的と手段をはき違えている感じだ。
人格を高めるとか、人間性を磨くといった所から程遠いきがする。
勿論。目に見える技術を教えるので、それ以上の事は求めていないが、
教壇に立つには、それだけの方針と覚悟が必要だ。
一部補助金が付く教育は暴力団の資金源になっているとも言う人がいる。
考えてみれば、格差社会の根源はこんな所にある気がする。
明治の時代、米100俵の精神をもって、
子供達に良い教育を受けさせようとした精神こそ大事な気がする。
質の良い教育、質の良い上司。
これが未来を作るのだ。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 08:40Comments(0)日記