2018年01月13日
日本人の正気
5年前に亡くなった師匠が、
東日本大震災での被災者の方々の規律や節度のある行動を見て、
日本人が正気になった、と一言ポツリと言った。
この言葉は我が師匠の残した遺言をして今も残っている。
それは、自分も被災していながら他の被災者を思いやる人達。
仕事とは言え自分が被災しながらも、職務に忠実な警官・消防隊員・自衛官。
東京電力の原子力発電所では、地震の後の状況確認で津波で被災した若い所員。
原発の暴走を阻止する為に若い所員が犠牲にならない様に、
60歳以上の所員が、じじいの決死隊を編制した事。
これらの様に国難に向かって国民が各々出来る事を粛々と行う民族の見事さ、
皆普通の人間であり、アメリカ映画が好きなスーパーヒーローではないが、
その民度の高さは世界が驚いた。
我が師匠は遺書の中で、
「国家の現状は英霊の期待に反して、この精神風土は荒廃し
金の支配する社会に成り果てましたました。
金のためなら国家でも売りかねない国会議員や高級官僚、
生き残った我々の反映である。」と嘆いた。
そして続くものを信じて先に逝った英霊に申し訳ないと語った。
その言葉の意味が、今になって薄皮を剥がす様に解ってきたのだ。
大正時代に産まれ、平成にこの世を去った我が師と父の信じた我が祖国。
我が師も父も戦友と会うときの高揚した姿。
平成が後1年で終わろうとする今。
本当の日本と日本人の素晴らしさを、若い人達に伝えて行かねば、
何年か後、師匠や先生そして父母に合わす顔もない。
今年、皇紀2678年は、日本人の正気が広がる年にしたいものだ。
東日本大震災での被災者の方々の規律や節度のある行動を見て、
日本人が正気になった、と一言ポツリと言った。
この言葉は我が師匠の残した遺言をして今も残っている。
それは、自分も被災していながら他の被災者を思いやる人達。
仕事とは言え自分が被災しながらも、職務に忠実な警官・消防隊員・自衛官。
東京電力の原子力発電所では、地震の後の状況確認で津波で被災した若い所員。
原発の暴走を阻止する為に若い所員が犠牲にならない様に、
60歳以上の所員が、じじいの決死隊を編制した事。
これらの様に国難に向かって国民が各々出来る事を粛々と行う民族の見事さ、
皆普通の人間であり、アメリカ映画が好きなスーパーヒーローではないが、
その民度の高さは世界が驚いた。
我が師匠は遺書の中で、
「国家の現状は英霊の期待に反して、この精神風土は荒廃し
金の支配する社会に成り果てましたました。
金のためなら国家でも売りかねない国会議員や高級官僚、
生き残った我々の反映である。」と嘆いた。
そして続くものを信じて先に逝った英霊に申し訳ないと語った。
その言葉の意味が、今になって薄皮を剥がす様に解ってきたのだ。
大正時代に産まれ、平成にこの世を去った我が師と父の信じた我が祖国。
我が師も父も戦友と会うときの高揚した姿。
平成が後1年で終わろうとする今。
本当の日本と日本人の素晴らしさを、若い人達に伝えて行かねば、
何年か後、師匠や先生そして父母に合わす顔もない。
今年、皇紀2678年は、日本人の正気が広がる年にしたいものだ。