神社とニッポンを愛する親父のブログ

私は保守主義者だと自負しているが、某朝日新聞などからすれば、
極右と言われるのかも知れない。
私の友人でも重心が左を向いている人間も多い。
私も確かに若い頃60年安保の人達を見て、
解らないまでもアンポハンタイと言ったものだ。
ただ師匠や両親などの大正生まれで近代を
自分の目で見た知識人が居たので、
日教組の教員の偏向が不思議で成らなかった。
口からあわを吹きながら政府打倒、
金持ち横暴を叫んでいた彼等を
何かに取り憑かれた様で、冷ややかに見ていた状況にもある。
ただ普通に真面目に生きてきた人が
善意の社会主義者になるのは解る。
実際に社会では、能力があっても大学に行けず、
お陰で上級の管理職には成れずに、安月給で終わる人達がいる。
中にはリストラという名の首切りにあった人も居る。
収入による差別は実際にはあるのだ。
そして能力による差別もある。
下請け企業は大企業の横暴に押さえられるし、
酷い目に遭わされる下請け企業も多い。
これは明治の時代のボタンの掛け違いであり、
明治天皇が暗君であった訳ではない。
明治天皇は、国民の幸福福祉を第一に考え、
その様に仰って居たようだが、日本が置かれている立場は、
欧米列強の植民地の危機の中、
時の官僚が福祉より富国強兵を意識して、
その下の小役人達が、右翼全体主義の色に染まって言った。
右翼全体主義者は、天皇陛下を欧米のように、
エゴイスティクな独裁者の様に扱った。
明治天皇以下皇族は、私財を出し国民の福祉のためにと
思い行動して居たが、とても足りるものでは無かったのだ。
貧農の女の子は、女郎屋に売られるのも普通だった。
それを見て、国民の不遇を陛下に進言しようとした善意の
人達を弾圧して牢獄に入れてしまった
右翼全体主義者がはびこったのだ。
大本教のこの頃弾圧されボロボロになってしまった。
そして右翼全体主義者に抑えられた人達は国民を守る為
社会主義活動家に成らざるを得なかったのだ。
コミンテルンはその隙を巧みについたのだ。
そしてその余韻は今でも労働運動の中に残っている。
素直に弱い人を助けようと、善意社会主義の人達。
ただ彼等を利用して、我が国をかき回そうとしている
外国勢力に多くの人が気づかない。
こういう善意の人こそ困ったものだ。
それこそ大本流で、
惟神霊幸倍坐世（かんながらたまちはえませ）
出口王仁三郎
なのだ。