2014年12月08日

企業は人こそ宝

ソニーの故盛田さんは決済をする時、膨大な決済資料を
瞬時に済ませるという離れ業を持っていたという。
そのコツは、その資料に載っている人名だったとか、
それにより、重要なポイントの人財のものは熟読し、
表面で済ませられる決済は名前で決済したという。
誰がなにを研究し、どの様な事を考えているか、常に人財データベースが
頭の中にあったというのだ。
世界のソニーは次から次から新しい技術が生み出され、
社内が活性化していたのは、そのせいだ。
技術は人なり、新しいアイデアや目論見を「それは面白い」と言ってもらえれば、
人は元気がでるものだ。
リストラの恐怖や組織内の揉め事は、人を萎縮させてしまう。
松下幸之助、本田宗一郎、盛田昭夫、皆技術は人なりを実践した
人たらしであることは間違いない。
ある時中小企業の経営者に言った事がある。
二人本気で働いてくれる部下がいれば企業は安泰だ。
生き残るには、資産の高ではなく、人の質なのだ。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:16Comments(0)日記