2015年01月07日

マクドナルド騒動

マクドナルドの食品に異物が混入した事件で、大騒ぎが起きている。
製造工程のどこかで起きているという。
衛生管理は博士号を持っている人が完璧を期して行っている。
しかし、問題が起きたと言って首をかしげている。
これらを見ていると、グローバル資本が牛耳っている企業の限界を見る思いがする。
前は中国の工場に作らせたが、問題発覚でタイへ、
タイで駄目だったら今度は、どこで・・・
確かにマクドナルドか資金を投じて完全衛生を目指しておこなってきた。
トップダウンで完璧なものを作り出すという意識だろう。
問題はそこに現場で働く人達の声があるとは思えない。
つまりは現場の人(この場合は現地の人)を巻き込んで、
話し合いながらやっていくという事がないという事なのだ。
人の姿が無いということなのだ。
つまりは、人は労働力であり、一緒に仕事をするパートナーではないのだ。
そんな中で現地の人の意欲は上がるのだろうか、
上がるわけなどない。つまりは中国と同じ現象だろう。
中国ほど積極的に悪くしようと思った訳ではないにしろ、
意欲のない人間は、ミスに対して鈍感になる。
機械にされているからだ。
そんな企業は長続きする訳もない。
しかも、お詫び会見にトップが出てこない。
マクドナルドの前途は・・・・。寒い冬。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 18:09Comments(0)日記