2015年07月28日

ユニクロの終焉

ユニクロが売れなくなってきたという。
創業して以來初めての10%以上の売上落ちを記録したという。
勿論直ぐ潰れるという事ではないが、
ビジネスモデルに陰りが出てきたのだろう。
これから本格的に企業としての苦しみを感じるはずだ。
ワタミの渡邉さんもそうだが、若くして成功するとイエスマンばかり集める。
自分に楯突く人間は排除してしまうのだ。
勿論滅茶苦茶違う訳ではないのだが、少しづつ方向が狂ってくる。
ワタミも低迷してから長い。
一度落ち目になると、なかなか止まらない。
ビジネスモデルに欠陥がある時の症状だ。
どんなビジネスモデルも20年、最近は10年で限界をむかえる。
そんな時、刺激を与えてくれるのは、社長が右と言ったら、左という人間だ。
一瞬ムカッとしてもしっかり理由を聞くものだ。
例えば本田宗一郎が偉かったのは、自分の時代の終わりと、
ビジネスモデルの変革を感じたとき、さっさと辞めて、ぶかに任せて事だ。
部下の技量が自分以下としても、永遠に自分は生きられないのだ。
少しぐらい問題があっても、芽のある部下を立てる事、そして時代を読む事だろう。
ユニクロもワタミも社長は有頂天、
最も、私などもあれほどの権力を握ればそうなるかもしれないが、
そこから落ちた時、辛いだろう。
柳井さんは、本田さんになれるかな、
日本一の金持ちになった人だから怪しい気がするが、どうだろう。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:00Comments(0)日記