2011年02月14日

それを言っちゃぁおしまいよ

2日間オフにして「男はつらいよ」のDVDを見ていた。
昭和40年前後の矢切の渡しや、葛飾柴又の風景、懐かしい上野駅
渥美清だけでなく、往年の大スターが目白押しで、今更ながら面白い映画だ。
たぶん10代や20代の時に見ているだろうが今見てみると、また違う趣がある。
「それをいっちゃぁおしまいよ」そう言えば子供の頃、そんな口癖があった。
寅さんからの影響だったのか。
昭和30~40年代に下町。隣近所赤の他人が身を寄せ合って生きていて、
おせっかいやら早とちりやらの人情喜劇。
言い争いの中での最後の一言「それをいっちゃぁおしまいよ」と寅さん。
それは、どうも渥美清のアドリブらしい。
肩を寄せ合っていても、礼がある。という事だろうか、
もし寅さんが現代の報道番組を見たら言うだろう。八百長?それを言っちゃあおしまいよ。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:10Comments(1)日記