2012年05月11日

爬虫類になるという事

昔「爬虫類になった日本人」という本を読んだのだが、爬虫類の言うのは、脳幹周辺しかない。
人間にある小脳大脳が無い。
するとどうなるかというと、判断が簡単になる。
餌か敵か、うまいかまずいか、相手は強いか弱いか、それだけの判断で行動する。
仲間であるとか親子、夫婦である事を理解するには、小脳が必要だが、小脳があるのは、
哺乳類、犬や猫は子供を守ったり、親や知り合いが死んだら悲しんだりするが、
爬虫類はそれが出来ない。
日本人の脳が急に小さくなったという事でなくて、人的交流を避けすぎたり、自分で考える事を放棄
していると、人間しか無い大脳を使えないし、大脳が使えないという事は、人間しか持たない
想像力、創造力が無くなるとうい事であり、小脳がもつ肌の温かみを求める事、
つまりは、人との交流を増やしたいという事をしなくなる。
今は便利な時代なので、パソコンや通信機器、テレビがある事で仮想空間で、
小銭があれば、生きていける。しかし、本当の生命力はリアルな現実の中の人と人との
ふれあいの中でしか出来ないものなのだ。
今の時代は積極的にそれらを求めないと爬虫類化していくような気がする。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 11:23Comments(0)日記