2012年10月16日

チャイナリスク

日中の問題は時間が解決する。
と言っている人がいるが長期的にはイエス、しかし短期的にはノー。
この短期は10年をさす。
つまりここ10年は中国パッシングが一番安全であり、
中国以外の国と組む事が日本と日本人にとって安全だろう。
韓国は時間の問題で、なんだかの糸口を裏で探りに来るだろう。
韓国はその脆弱な金融能力からして、一部の企業(サムスンなど)が日本企業の勝ったとしても、
所詮国レベルでは問題にはならない。ヨーロッパやアメリカが資金を引きあげれば、
(現在引き上げているし)他から(日本から)の融資がなければ沈没する。
問題は中国だが、中国という国を理解するには、その国の性格を理解したほうがいい。
中国というのは文明国ではない。いまだに個人の皇帝もどきが支配する国だ。
簡単に言えば、これから10年は習近平の国だ。
つまりこの男の気分が10年間中国の気分なのだ。
彼はエリートの坊ちゃんで挫折を知らず過剰な位の自己顕示欲の持ち主だ。
その証拠に小沢一郎を脅して、天皇陛下に無理やり面会をする姿で理解できる。
それは、アメリカ大統領すら遠慮する行為だ。
だから今回の尖閣から始まった脅しは、日本が譲らない限り止めないだろう。
表立つとまずければ裏で嫌がらせを続けるはずだ。
これらは挫折を知らないお坊ちゃまがやるやり口だが、その姿を隠しもしないだろう。
日本人を片っ端から殺す事は無いだろうが、今政府に不満のある民衆は、
沸点近くになっている。少し興奮が度を越すと、日本人の殺人などにもいきかねない。
なにしろ愛国無罪をうたっている国だからだ、
だから自社の大切な社員をそんなリスクがある場所に送り込む事は、到底出来ない。
はっきり言えば東北の震災は予測できない事はあるが、
中国の人災は十分予想できる。チャイナこそはリスクだ。
  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 14:11Comments(0)日記