2012年10月18日

経営の神様

サムスンの会長は韓国では経営の神様と言われているという。
若い時から松下幸之助の本の愛読者で、部下にもずいぶん薦めたという。
そのサムスンがパナソニックを越えたからサムスン会長は幸之助を越えたと言っているようだ。
しかしこれはトンデモ話の類だろう。
幸之助は人材育成にその生涯をかけ、過当競争を行う事や、
特定企業を狙い撃ちにして再起不能なくらいのダメージを与える事などは忌み嫌っていた。
企業は公ののものであり、企業同士が戦争の様な争いをすれば、
顧客を含め回りの人達にも迷惑をかける。
それは国が戦争をして戦争と関係ない弱い年寄り子供女性を苦しめるのと同じだ。
節度と見極めをせよと解いている。
決して覇王になってはいけないといっている。
今のサムスンにその理念があるとは思えない。
幸之助の勉強をしたという事を言うのを止めて貰いたいくらいだ。
しかし、それを証明する経営者にも早く出てきて欲しい。
この日本から。
今の若者から。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:00Comments(0)日記