2019年02月14日
魂の遍歴
とても面白い本だ。
それこそ昨年にオーム真理教の麻原と高弟の死刑が執行された。
その死刑を執行された中に修行の天才と言われた
井上嘉浩の話であり、麻原よりむしろ井上のほうが人気も
実力も上であったという話もある。
多くの弟子は麻原の命令で殺人に手を貸したが、
彼だけは、最後まで殺人を避けてきた。
その為の死刑を逃れる事も出来たかも知れないが、
麻原を殺しても止めるべきであった事を理由に
全ての罪は我が身にあり、と死刑に赴いた。
彼は詳細な手記を残し、門田隆将氏が本にしたノンフィクションだ。
読みながら麻原という大俗物に益々腹がたって来たし、
その俗物を師としてしまった、少年の心を持つ若者の残念さが染みる。
人としての生き方を考えさせられた一冊だ。

それこそ昨年にオーム真理教の麻原と高弟の死刑が執行された。
その死刑を執行された中に修行の天才と言われた
井上嘉浩の話であり、麻原よりむしろ井上のほうが人気も
実力も上であったという話もある。
多くの弟子は麻原の命令で殺人に手を貸したが、
彼だけは、最後まで殺人を避けてきた。
その為の死刑を逃れる事も出来たかも知れないが、
麻原を殺しても止めるべきであった事を理由に
全ての罪は我が身にあり、と死刑に赴いた。
彼は詳細な手記を残し、門田隆将氏が本にしたノンフィクションだ。
読みながら麻原という大俗物に益々腹がたって来たし、
その俗物を師としてしまった、少年の心を持つ若者の残念さが染みる。
人としての生き方を考えさせられた一冊だ。