2010年08月19日

サービスの崩壊

最近色々な所で感じるのが、サービスの崩壊。
崩壊というには大げさかも知れないけれど、少しずつ感じた事が、
はっきりした現象になる。
例えば、買い物に行った時の店員の態度とか、銀行の窓口とか、
中年のパートさんなどでは、むしろいないのだが、若い正社員の様な人の対応が、
極端の壊れている気がする。
態度・物腰がサービス業のそれではなく、役所の窓口の様に、
不愉快そうな、面倒くさそうな顔をしている。
たぶん成果主義と言う事で、厳しい目標を持たされているのだろう。
企業としてみれば、いまの経済状況の中、人を育てるのに時間も金も掛けられないのも
解かるのだが、現場のサービスの崩壊は、その企業の崩壊に繋がる。
日本のサービス業が、その細やかなサービスでこそ成り立っていて、
それこそが、最大の武器。
サービス業が、その武器を捨ててしまったら、誰も振り向かなくなる。
そんな所を散見するのは、さみしい。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:09Comments(0)日記