2012年04月15日

格差社会の未来

最近、若い新入社員と話したのだが、
無事難関を突破して就職、これから間違いなく給与が補償されるのだ。
全員免許を持って居るから、車でも欲しいかと思えば、そうでもないらしい。
よく聞くと、大卒の彼らの殆んどが、奨学金を借りているそうなのだ。
だから、これから十年以上に渡り、毎月奨学金の返済をするという。
たしかに、車などと浮かれている場合ではないようだ。
しかし、別の知り合いで、会社経営をリタイアして、数十億の資産を持っている人が年金を貰っている。
その外でも、長年役所に務めた人が、定年退職して、退職金で新車のベンツを買い、
高額な年金で余世を送っている人もいる。
それらの年寄りと、これから奨学金を還すために働く若い人達を見ると、
ある一定収入以上ある年寄りには、年金は不要なのではないかと思う。
その分、若い人達に奨学金の受給チャンスを増やし、返済額を少なくする事が、
経済の活性化に役立つのでは無いだろうか。
老い先短い年寄りが金を握り締め、若者たちが借金苦になるようでは、
格差社会が、ただただ広がるだけの様な気がする。
日本の未来は、より高度な教育を受けた若者が増えなければ明るくはならない。
企業も国家も人間が基本、そして教育が基本だ。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 16:00Comments(0)日記